──無茶な仕事を、なぜかはなはだ順調に、しかも常に確実に、ずっと成し遂げ続けてきてこその人気作家たちである。売れっこほど、信じられないスピードで多数の分厚い作品をモノしている。まるで楽々そうしておられるように見えてしまう。
考えれば考えるほど不思議だ。なんでそんなことができるのか?
あのひとたちの頭の中って、いったいどうなっているんだ?
そう思うのはわたしばかりではあるまい。
その疑問に、かなりのヒントを与えてくれるのが本書である。
なるほどそうだったのかと納得がゆくところも多々あるはずだ。