恩田陸 早川書房

ロミオとロミオは永遠に 〈下〉

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ロミオとロミオは永遠に 〈下〉
【発売:2006年7月】

「大東京学園」の存在意義に疑問を感じはじめたアキラは、何者かの計略により「新宿」クラスへと降格になってしまう。
そこでは、リーダーのシマバラはじめ13人の生徒たちが、学園からの脱走計画に命を燃やしていた。一方、肉親の死に絶望し、20世紀への思慕を募らせるシゲル。
それぞれの想いが交錯するなか、学園最大のイベント「大東京オリンピック」の開催日にして、“脱走の特異日”である10月10日が迫っていた―。


著者略歴
恩田 陸
1964年宮城県生まれ。早稲田大学卒。
1992年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作『六番目の小夜子』でデビュー。
2005年、『夜のピクニック』で第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞受賞。
2006年、『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞受賞。

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恩田陸のプロフィール

小説家。
1964年10月25日宮城県仙台市生まれ。
早稲田大学教育学部卒。ペンネームは『やっぱり猫が好き』の恩田三姉妹に由来する。なお、名前から男性と思われることもあるが女性である。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年、『夜のピクニック』が第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞、「『本の雑誌』が選ぶ2004年度ベスト10」を受賞。2006年 『ユージニア』で日本推理作家協会賞受賞。2007年 『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞受賞。
著書に『三月は深き紅の淵を』『ネバーランド』『MAZE』『puzzle』『ライオンハート』『上と外』『ドミノ』『ロミオとロミオは永遠に』『ねじの回転』『禁じられた楽園』等の作品があり、幅広い作風で活躍している。

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